深鍼の極意を伝授
鍼灸実技講座
01鍼灸実技講座
大腰筋刺鍼、後頭下筋刺鍼、夾脊刺鍼(固有背筋)、インナーマッスル・アプローチ。深鍼の極意伝授します。修了時には、3寸鍼を躊躇なく扱えるレベルに到達します。
●こんなテクニックが習得できます
- Z大腰筋刺
- Z後頭下筋刺鍼、夾脊刺鍼
- Z膝関節痛、五十肩への刺鍼テクニック
- Z坐骨神経痛の神経パルス
●講座詳細
受講期間春期講座4月〜9月 / 秋期講座10月〜3月
申込受付春期講座2月1日より / 秋期講座8月1日より
受講数全12回(半年間)
開講日第一・第三日曜日 14:00-18:00
定員9名(最低催行3名)
費用120,000円
会場兵庫県神戸市東灘区甲南町3-9-2 (二天堂鍼灸院)
講師中野 保(二天堂鍼灸院 院長)
講座の流れ
第一回
春期講座:4月 / 秋期講座:10月
第2回
春期講座:4月 / 秋期講座:10月
第3回
春期講座:5月 / 秋期講座:11月
第4回
春期講座:5月 / 秋期講座:11月
第5回
春期講座:6月 / 秋期講座:12月
第6回
春期講座:6月 / 秋期講座:12月
第7回
春期講座:7月 / 秋期講座:1月
第8回
春期講座:7月 / 秋期講座:1月
第9回
春期講座:8月 / 秋期講座:2月
第10回
春期講座:8月 / 秋期講座:2月
第11回
春期講座:9月 / 秋期講座:3月
第12回
春期講座:9月 / 秋期講座:3月
講師の紹介
中野 保
二天堂鍼灸院 院長
行岡鍼灸専門学校卒業後に北京堂鍼灸・浅野周先生に師事。2001年に独立し二天堂鍼灸院を開院。2007年に炎の鍼灸師・養成講座(現在のほのしん講座)を開校し、未来の鍼灸師の育成にも力を入れています。2018〜19年に 『医道の日本』誌に治療法連載。
メッセージ
鍼はちゃんと打てば、ちゃんと効く
鍼灸は素晴らしい治療法です。ですが、鍼灸師になったはいいものの、まともに鍼も打てないという人がどれだけいるのでしょう?この資格を取得して、一体どれだけの人が鍼灸で自立しているのでしょう?その根底には、自分の鍼に自信が持てない、鍼治療の効果が実感できないという気持ちがあるのではないでしょうか。
実は私もそうでした。私も北京堂鍼灸と出会うまで、一人の患者を診て、治療して、次回その患者が来院して、「いかがですか?」とたずねるまで自分の施した治療が、果してどれだけ効くものか想像もできないという有様でした。だからまず「鍼はちゃんと打てば、ちゃんと効く」ということを実感してもらいたいのです。そこがスタートです。その前に脈診ありき、弁証論治ありきではないと思います。多少乱暴な言い方をすると、そんなものは必要ありません。でも否定するわけではないのです。ちゃんと脈も舌も診れたほうがいいし、弁証もできた方がいい。それはそれで、臨床の幅も広がり、治療の精度も増します。ただ、最初から取り組む課題ではないと思います。むしろ、弁証や脈診は、臨床を通して、逆説的に検証をおこなっていく方が分かりやすいし、納得しやすいと思います
まずは鍼灸師なのだから、効く鍼を打てることが大前提です。そこからはじめなくて、頭でっかち、机上の空論をやっていても鍼は到底実感できないし、上達しません。効く鍼をたくさん打って、たくさんの患者を診ること、それにつきます。そして学びたい人は、その上で、脈や弁証を結びつけて勉強していけばいいのです。
まずはパターンの修得を
診療台にうつ伏せに寝ている患者の背中を見ながら、鍼を片手に、さぁ打つぞ!でもちょっとまてよ?どこに?どう?この一本の鍼を打てばいいの???
そんな漠然とした思いに駆られたことはありませんか?そんな時は、どんな小さな背中でも、やたらと広く見えてしまうものです。
治療には道しるべが必要です。道しるべになるのは、先達の治療パターンです。人は私の治療を見てワンパターンと言うかもしれません。あの先生の治療を見てワンパターンと言うかもしれません。でもそれは、日々の臨床を通過し、検証し、できあがった黄金のパターンです。私もいつかは診療台の患者を前に、すべてのパターンから解放され、自由自在、融通無碍に鍼を打ってみたいものです。でも、それは何万回ものパターンの繰り返しの先にあるものです。だから、最初はパターンの踏襲から始めてください。そしてそれを消化し、進化させ、さらに深化させ、あなた自身のものにしてください。
誰が打っても効く、それが北京堂鍼灸
北京堂鍼灸の治効理論は非常に分かりやすく、治療法もまた単純です。しかも、臨床では、めざましい効果を発揮します。
入門後、治療法をマスターするにしたがい、臨床では確かな手ごたえを感じるでしょう。しかし、治療法は単純といえ、手技は決して簡単ではありません。ただし、妙技を誇ったり、特別なセンスを要したりということは一切ないので安心してください。学習していただいた鍼をものにするには、反復練習あるのみです。その努力さえ怠らなければ、だれでもできる鍼です。
深鍼を身につけるには、最初は解剖書と首っぴきで冷や汗をかきながらの刺針になります。ですから、少なくとも解剖の本は、数冊購入し、手の届く範囲に常に置いておかなければなりません。おすすめする解剖書の何冊かは購入してください。1冊ではだめです。いろいろな解剖書に目を通すのは、いろいろな人体を見ることと一緒です。そうして、自分の中で3次元のイメージを描いて、自由自在に鍼が打てるようになるまでには、たくさんの患者に鍼を打ち続けることが何よりも重要です。
だから勉強会に参加する先生は、日々鍼灸臨床のできる環境の方がいいでしょう。こちらでせっかく実技を学んでいただいても実践の場がなければ、なかなか上達が難しいと思います。
講座を動画でご紹介
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